大久野島だけじゃもったいない!周辺観光で広島旅を満喫しよう
うさぎの楽園として知られる大久野島。瀬戸内海に浮かぶこの小さな島は、多くの観光客を魅了し続けています。しかし、大久野島の滞在時間は半日〜1日程度で十分楽しめるため、せっかく広島県まで足を運ぶなら、周辺の観光スポットと組み合わせた旅行プランを立てるのがおすすめです。
この記事では、大久野島の玄関口である忠海港周辺から、竹原・尾道・しまなみ海道、さらには広島市内まで、大久野島と組み合わせて楽しめる観光スポットとモデルプランをご紹介します。
忠海港周辺——島への行き帰りに立ち寄れるスポット
忠海港周辺の食事処
大久野島へのフェリーが発着する忠海港周辺には、地元の味を楽しめる食事処がいくつかあります。フェリーの待ち時間や島から戻った後のランチに最適です。
港から徒歩圏内には、地元の海鮮を使った定食が人気の食堂や、たこ料理を提供するお店があります。瀬戸内海で獲れた新鮮なタコや小魚を使った料理は、旅の思い出になること間違いなしです。また、忠海駅前にはカフェもあり、フェリーの時間までコーヒーを飲みながらゆっくり過ごすこともできます。
忠海の町並み散策
忠海は古くから港町として栄えた歴史があり、町中には昔ながらの建物や路地が残っています。フェリーの待ち時間に30分ほどの散策を楽しむことができます。忠海駅からフェリー乗り場までの道のりにも、趣のある町並みが広がっています。
竹原——安芸の小京都を歩く
町並み保存地区の魅力
忠海港から車で約15分、電車でも1駅(JR呉線で竹原駅下車)の距離にある竹原市の中心部には、「町並み保存地区」があります。江戸時代に製塩業や酒造業で繁栄した豪商たちの屋敷が立ち並び、「安芸の小京都」と呼ばれる美しい景観を今に伝えています。
白壁と格子窓が特徴的な建物が並ぶ通りは、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、写真映えするスポットとしてもSNSで人気を集めています。
おすすめスポット
西方寺・普明閣:高台にある朱色の舞台造りの建物で、竹原の町並みを一望できます。京都の清水寺を模して建てられたと言われ、特に夕暮れ時の景色は絶景です。
竹鶴酒造:NHK朝ドラ「マッサン」のモデルとなった竹鶴政孝の生家。日本のウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝の原点がここにあります。酒蔵の外観見学や、周辺の酒販店で地酒の試飲も楽しめます。
旧笠井邸:無料で見学できる歴史的建造物で、竹原の歴史や文化を紹介する展示が行われています。ボランティアガイドの方が丁寧に説明してくれることもあります。
竹原グルメ
竹原では地酒と合わせた料理が楽しめます。また、竹原名物の「たけはら焼き」(お好み焼きの竹原版)や、瀬戸内の海鮮料理もぜひ味わいたいところ。町並み保存地区内にはカフェや甘味処もあり、散策の合間の休憩にぴったりです。
尾道——坂の町と文学の香り
千光寺と坂の町
忠海港から車で約1時間、尾道は「坂の町」として全国的に有名な観光地です。JR山陽本線を利用すれば、三原駅で乗り換えて尾道駅まで約40分でアクセスできます。
尾道のシンボルともいえる千光寺は、山の中腹に位置する真言宗のお寺です。千光寺公園まではロープウェイで上ることができ、山頂からは尾道水道と向島を見渡す絶景が広がります。桜の名所としても知られ、春には満開の桜と瀬戸内海のコントラストが楽しめます。
尾道の魅力的なスポット
猫の細道:千光寺への参道途中にある細い路地で、あちこちに猫のオブジェや本物の猫が。うさぎの次は猫、というのも面白い組み合わせです。
尾道商店街:約1.2kmにわたるアーケード商店街で、レトロな雰囲気を味わいながらショッピングや食べ歩きが楽しめます。
尾道ラーメン:背脂の浮いた醤油ベースのスープが特徴的な尾道ラーメンは、ご当地グルメとして絶大な人気を誇ります。朱華園や壱番館など名店が多数あり、食べ比べも楽しめます。
ONOMICHI U2:海沿いの倉庫をリノベーションした複合施設で、サイクリスト向けのホテルやレストラン、セレクトショップが入っています。おしゃれな空間でカフェタイムを過ごせます。
しまなみ海道——世界が認めたサイクリングロード
しまなみ海道とは
尾道から愛媛県今治市までを結ぶ「しまなみ海道」は、全長約60kmのサイクリングロードとして世界的に有名です。瀬戸内海の島々を7つの橋で結ぶルートで、CNNの「世界の最も素晴らしいサイクリングコース7選」にも選ばれています。
初心者でも楽しめるサイクリング
全線を走破するには6〜8時間かかりますが、一部だけを走ることも可能です。尾道から向島、因島までの区間だけでも十分に瀬戸内海の絶景を楽しめます。レンタサイクルは尾道駅前や各島のターミナルで借りることができ、乗り捨ても可能です。
大久野島を訪れた翌日にしまなみ海道サイクリングを楽しむプランは、アクティブな旅行者に大人気。海を渡る橋の上から見る瀬戸内海の多島美は、一生忘れられない光景になるでしょう。
広島市内——世界遺産と定番観光
原爆ドーム・平和記念公園
広島を訪れるなら、やはり原爆ドームと平和記念公園は外せません。忠海港から広島市内まではJR呉線で約2時間、車で約1時間半です。世界遺産に登録された原爆ドーム、平和記念資料館での展示は、大久野島の毒ガス資料館と合わせて、戦争と平和について深く考える機会になります。
宮島(厳島神社)
広島市内からフェリーで約10分の宮島は、日本三景のひとつに数えられる景勝地です。海に浮かぶ大鳥居で有名な厳島神社は、世界文化遺産にも登録されています。大久野島のうさぎ、宮島の鹿と、動物との触れ合いをテーマにした旅も面白いかもしれません。
宮島では名物の「もみじ饅頭」や「焼き牡蠣」をぜひ味わってください。表参道商店街での食べ歩きは、宮島観光の醍醐味のひとつです。
モデルプラン
1泊2日プラン:大久野島+竹原
1日目:
午前:忠海港からフェリーで大久野島へ(約15分)
午前〜午後:島内散策、うさぎとの触れ合い、毒ガス資料館見学
夕方:休暇村大久野島にチェックイン、温泉と夕食を堪能
夜:夜のうさぎ観察(懐中電灯持参)
2日目:
午前:朝の島内散策(早朝はうさぎが活発)
昼前:フェリーで忠海港へ戻る
午後:竹原町並み保存地区を散策、ランチ
夕方:帰路へ
2泊3日プラン:大久野島+尾道+しまなみ海道
1日目:
午前:広島空港または広島駅から忠海港へ移動
午後:大久野島で半日過ごす
夕方:島内の休暇村に宿泊
2日目:
午前:朝の大久野島を楽しんだ後、フェリーで忠海港へ
午前〜午後:竹原町並み保存地区を散策後、尾道へ移動
午後:尾道の坂道散策、千光寺、商店街
夕方:尾道市内に宿泊、尾道ラーメンを堪能
3日目:
午前:しまなみ海道サイクリング(尾道〜因島〜生口島の一部区間)
午後:尾道に戻り、ONOMICHI U2でカフェタイム
夕方:帰路へ
広島満喫3日間プラン
1日目:広島市内観光(原爆ドーム、平和記念公園、お好み焼き)
2日目:宮島観光(厳島神社、弥山ハイキング)→竹原へ移動して宿泊
3日目:大久野島訪問→忠海港周辺でランチ→帰路
大久野島を旅程に組み込むコツ
フェリーの時刻表を起点に計画する
大久野島旅行で最も重要なのは、フェリーの時刻表です。忠海港〜大久野島間のフェリーは1日の便数が限られているため、まずフェリーの発着時刻を確認してから、前後の観光予定を組み立てましょう。
移動手段を事前に決めておく
忠海港へのアクセスは、JR呉線の忠海駅から徒歩約5分、または車の場合は港に駐車場(無料)があります。レンタカーがあると竹原や尾道への移動が便利ですが、公共交通機関でも十分に回ることが可能です。
季節に応じたプランニング
春(3〜5月)と秋(9〜11月)は気候が穏やかで、大久野島も周辺観光も最も楽しめる時期です。夏は暑さ対策が必要ですが、しまなみ海道のサイクリングには最適。冬は観光客が少なく、静かな旅を楽しみたい方におすすめです。
まとめ
大久野島は確かに魅力的な観光地ですが、周辺にも素晴らしいスポットがたくさんあります。竹原の歴史的な町並み、尾道の坂と文学、しまなみ海道の爽快なサイクリング、そして広島市内の世界遺産。大久野島を旅程の一部として組み込むことで、広島の多彩な魅力を存分に味わえる旅が実現します。
ぜひこの記事を参考に、大久野島と周辺観光を組み合わせた、あなただけのオリジナルプランを立ててみてください。瀬戸内海の穏やかな風と、うさぎたちの笑顔が、きっと素敵な旅の思い出を作ってくれるはずです。
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